「毎月いくら積み立てればいいんだろう?」
NISAを始めようとしたとき、これが一番悩みました。
多すぎると家計が苦しくなるし、少なすぎると意味がないんじゃないかと。でも今は「最初の金額より、続けることの方がずっと大事」と思っています。
今回は、私が金額を決めた考え方をそのままお伝えします。
NISAの積立上限はいくら?
まず制度の話から。
新NISAの「つみたて投資枠」は、年間120万円まで非課税で積み立てられます。
月に換算すると10万円。でも、これはあくまで「上限」の話。月100円からでも始められます。
「いくらにすべきか」より「いくらなら続くか」
正直、正解の金額はありません。
それよりも大事なのは、無理なく続けられる金額かどうかです。
積み立て投資は長期間続けることで効果が出ます。多めに設定して途中でやめてしまうより、少額でも10年・20年続ける方がずっと意味があります。
金額を決める3ステップ
ステップ1:毎月の「余裕資金」を把握する
まず、毎月の収入と支出を大まかに確認します。
「食費・光熱費・家賃などの固定費」を引いた後に残るお金のうち、使う予定のないお金がNISAに回せる金額の目安です。
急な出費(医療費・家電の買い替えなど)に備えて、生活費3〜6ヶ月分は手元に残しておきましょう。
ステップ2:まず少なめに設定する
余裕資金が計算できたら、その半分以下から始めるのがおすすめです。
たとえば毎月3万円の余裕があるなら、最初は1万円でスタート。
「物足りないな」と感じたら増やせばいいだけです。減らすより増やす方が気持ち的にもラクです。
ステップ3:ボーナスを使って年間枠を活用する
つみたて投資枠は月払いだけでなく、ボーナス月に上乗せすることもできます。
毎月の積立を抑えながら、ボーナスで補う方法なら家計への負担を分散できます。
積立額ごとのシミュレーション
年率5%で運用できたと仮定した場合のざっくりした試算です。
| 毎月の積立額 | 10年後 | 20年後 |
|---|---|---|
| 5,000円 | 約78万円 | 約205万円 |
| 10,000円 | 約155万円 | 約411万円 |
| 30,000円 | 約466万円 | 約1,233万円 |
※あくまで試算です。運用結果は保証されません。
月1万円でも、20年続ければ400万円以上になる可能性があります。「少ないから意味がない」はありません。
私が選んだ金額
わが家では、最初は月1万円からスタートしました。
家計をざっと見直して「これなら生活を変えずに出せる」と思えた金額です。
半年ほど続けて家計が安定していることを確認してから、少しずつ増やしていく予定です。
設定方法(楽天証券の場合)
- ログイン後「つみたてNISA」→「積立設定」をタップ
- 購入するファンドを選ぶ(前回選んだオルカンなど)
- 毎月の積立金額を入力
- 引き落とし日・支払い方法を設定して完了
一度設定すれば、毎月自動で積み立てられます。「ほったらかし」でOKです。
まとめ
- NISAのつみたて投資枠は年間120万円(月10万円)が上限
- 大事なのは「正しい金額」より「続けられる金額」
- 余裕資金の半分以下から始めるのが安心
- 月5,000円・1万円でも、20年続ければ大きな額になる
- 設定は一度やれば自動で続く「ほったらかし投資」
これでNISA連載は全5回が完成です。
「始め方がわからない」と思っていた半年前の自分に、この連載を見せてあげたい。そう思えるくらい、一歩一歩進んできました。
これを読んでくださっているあなたも、ぜひ一緒に小さな一歩を踏み出してみてください。
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